いちごキャンディ

私のクラスには“千石清純”君がいます。

私は千石君が大好きです。

でも,千石君はモテる(特に私の近寄りがたい女の子達に)ので,話をした事がありません。

なのに…今日,日直で放課後一緒に学級日誌を書く事になってしまいました。

あぁ…神様,この沈黙と胸のドキドキを何とかしてください。

『ねぇ,俺の事好き?』

『えっ?!どうしてそんな事を急に言うのですかぁー?』

なんか変な喋り方をしてしまった…(特に最後の方)

『ぷっ,面白い喋り方vかわいいv』

一気に私の顔が赤くなります(いろんな意味で),あぁ…神様ぁ…早く時間を流してください。

『わっ,私は千石君の事…。』

『好き?』

もう,顔どころか耳まで真っ赤になっている私を真剣な顔で千石君が見ています。

『………好きです。』

『やったぁvやっぱ俺って,ラッキー千石だよねvv』

千石君が,犬みたいな笑顔を見せてくれるから胸きゅんvです。

『あの,千石君…これっ』

千石君に差し出したのは制服のポケットに入っていた,“いちごキャンディ”

『ありがと。じゃぁ,これお返しv』

と言って,“いちごキャンディ”を食べたかと思った瞬間

                                ちゅっvvv

千石君は私のほっぺにキスしてくれました。

千石君は微かに“いちごキャンディ”の甘い香りがしました

                                 『俺も大好きvvvv』

その日から,私は千石君と付き合うようになりました。

そして,いつも私は制服のポケットの中に“いちごキャンディ”を入れているのでした。

『ねぇ,いちごキャンディひとつちょうだいvvv』

と言う,彼の笑顔を見るために…v

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独楽しゃんから頂いた素敵千石ドリームですvv
あぁ、なんかほのぼので良い感じです・・・v
「いちごキャンディ」ってとこが甘めですよねー・・(なんか意味が違うんじゃ・・・;)
っていうか千石さん可愛らしいです!
いちごキャンディ貰いにくるあたりの感性(?)が!!
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