Is there love?

〜っ♪テストどうだったの?」
「ん〜ヤバいかもしんない・・・」
はカナリ深刻な表情でテストの結果を握り締めていた。



は酷く落ち込んでいる。
親友のエミは不思議に思い、の握っていたテストの結果を見た。



私の持っているテスト結果。
そこには5教科の点数がサラリと並んでいた。

『国語:96点 数学:58点 社会:96点 理科:65点 英語:94点』

「相変わらずすごいね・・・・・ってやっぱり理科と数学だね・・・。」

「う〜ん・・・何でだろう・・・・・」
理科の時間何してるの?」
「何してるんだろう・・・・・」


「どうせならさ、観月先生に教えてもらったら?」
はにこにこと笑いながら言う。
「みっ観月先生にっ!?」

私は驚いて思わず声を挙げてしまった。


観月先生とは理科の担任で、綺麗な顔立ちから、
この学校一の人気の先生である。
影ではファンクラブがあるなんて噂も立つほど・・・・・


当然私も観月先生のことは嫌いではない。
授業も分かり易いし、生徒が質問をしたことには事細かに丁寧に教えてくれる。

「でも私なんかに観月先生が教えてくれるわけないじゃん・・・・・」
「何言ってんのよ!一度頼んでみれば良いじゃない?」
「ん〜・・・・そうだね・・・・・・」



そんなわけで、私は放課後観月先生のいる理科室へ行ってみることにした。

エミは頑張ってね!と一言言い残し先に帰ってしまった。



「失礼します・・・・」
私は荷物を全て持って、理科室の扉を開けた。

突然私が来たことに驚いた様子の観月先生が
メガネ越にびっくりしたように私を見つめた。

その瞳が、どことなく怖い感じがした。


「どうしたんですかさん・・・・?」

観月先生は身にまとった白い白衣をなびかせて私の方へと歩み寄ってきた。

「あの、私また理科のテスト悪くて・・・・・」
「えぇ。それは知ってますよ。」
「それで・・・もしよかったら観月先生に教えてもらいたいなって・・・・」


観月はまた驚いた表情で目を見開いたが、
口元で微かに微笑すると、「良いでしょう。」と言って私を席に座るよう手を合図した。

「まさか貴方が理科を勉強する気になってくれるなんて思いませんでした。」
そう言って微笑むと観月先生は私の隣に座った。


「あの、ごめんなさい・・・忙しいのに・・・・・・」
「かまいませんよ。それで、どこから始めましょうか?」
「えっと・・・・とりあえずこの前のテストの解説、詳しくしていただけますか?」
「分かりました。」


そう言うと観月先生はテストの問題を指差しながら丁寧に一つ一つ教えてくれた。

しかし、その言葉はほとんど途切れ途切れにしか私の中には入って来ず、
ほとんどの言葉はすり抜けて行ってしまうようだった。


「だから、この場合の染色体が・・・・・・・で・・・・
 ・・・・・・・卵が出来て・・・・・・・それが受精・・・・・」


あぁ、なんかエロいかも・・・・・なんて思ってたりした。
今勉強してるのは生物の遺伝やら何やらで
精子とか卵とかちょっと言いにくい言葉も多い・・・・。
って教えてもらっておいてこんなこと考えてる私って最低かな・・・・・・・



「・・・・・・さん?さん・・・・・・?」

私はハッと我に返った。
色々考えてるうちに、すっかり今の状況を忘れていた。

「聞いていましたか?」
「え・・・あの・・・すみません・・・・・・・」
「僕の説明ではわかりませんか?」
「いえ・・・先生の説明は上手です・・・・ただ・・・その・・・私が・・・・」


私は言い訳に困った。
私が言葉を詰まらせていると、観月先生はまたニコリと微笑んで言った。


「確かに・・・この辺りはイマイチピンと来ないところも多いですからねぇ・・・・」

そう言うと観月先生はパラパラとテストを捲る。

「え・・・それはただ・・・・私がちゃんとやってなかったから・・・・・」

私はどうしてこんなに慌ててるんだろう?
どうしてこんなに焦ってしまうんだろう・・・・・・?


「えぇ。わかり難いなら、実際に実演してみましょうか。」

「え・・・・?」

全く分からない。
一体何のことを言ってるのか、私はさっぱり分からなかった。


「んふっ・・・・生殖については実際の経験が一番だと言っているのです。」
そう言って立ち上がった観月先生は私の両肩を掴むと、
そのまま理科机に向かって押し倒した。


「なっ・・・ちょっ・・・観月先生・・・・・・?」
「んふっ。個人授業料金とでも思ってください。」

そう言ったかと思うとしゅるりと音を立ててリボンをはずし、器用にセーラー服を脱がされた。

すると観月先生は私の露になった鎖骨に吸い付くようにして唇を重ねると、
ちゅぅと吸い上げて跡を残した。


「みっ・・・づき・・せんせ・・・・?」
私は首をかしげるように観月先生を見上げた。
突然のことの驚きのためか、目は涙でいっぱいに潤んでいた。

「はじめと呼んでもらいましょうか。」
「え・・・?」

すると観月は今度はスカートの中に手を滑り込ませ、
太ももをなぞり上げる。

「ひゃん・・・・」

冷たい観月先生の手が太ももに触れる冷やりとした感触。
甘い痛みで快感をそそられる観月先生の私の胸への愛撫。

それが繰り返されるうちに私の下着の中はクチュクチュという音が響くようになっていた。


「はじめと呼んでください。」
観月先生は私の目をじっと見つめたまま言った。
「でも・・せんせ・・・・・・」

その呼び方はやめなさいとばかりに、おもむろに口を塞がれてしまった。
口内へと侵入してくる柔らかい舌の感触が苦しくて、快感だった。

「は・・・じめ・・・・・・」

「んふっよく出来ました。」
すると太腿にあった手は秘部を下着の上からなぞりあげる。

そこから響いてくるクチュクチュという音に私は顔を真っ赤にした。


「んふっ随分感度が良いんですね。」
そう言って秘部を刺激する彼の指に私の体はぴくりぴくりと反応した。


「さてと・・・・・
 僕も教師という立場上、ここから先のことは少々良くないかもしれませんね・・・・
 んー・・・・生殖行為の説明はここから先が一番重要ですがね・・・・」

すると観月先生は辺りを見渡し、何かを閃いたように言った。

「貴方が僕を受け入れるのはまだ早いですよ。
 そう簡単に欲しいものが手に入るなんて思っちゃいけません。」

観月先生は近くのテーブルに置いてあった試験管を手に取った。

「今の貴方には、まだこれで十分ですよ・・・・・んふっ」

そう言うと私の下着を剥ぎ取るように下げ、
手に持っていた試験管は私の中へと侵入してきていた。


「ひっ・・・ひゅあぁっ・・・・っ・・・・・・・!」
私の中で激痛が全身を駆け巡った。


「あぁ、すごく素敵ですよ、さん・・・・・」
トロトロと流れ出している甘い愛液ペロリと舐めながら観月先生は言った。

しかし、その頃には既に私の意識はほとんど遠のいていた。


そして、そのままついにそこで私の意識は快楽の闇へと消えて行ったのだ。





私は目覚めると保健室のベッドに寝ていた。
「観月先生が、貴方が具合を悪そうにしていたのを見つけられて、
 連れてきてくださったのです。」
と保健の先生は言った。

あれは夢・・・・?

それとも・・・・・・・

夢であってほしいようで、現実であってほしい、不思議な感じだった。

END

長い〜(汗)っていうか第一に試験管ってなんか嫌・・・・・
だって薬品とかいっぱいついてて・・・怖いじゃないですかぁ・・・
ってその前にまたサディズムかよっ!!
流石観月!ハオ様と良い勝負だZe!(ハオドリ『永久の玩具』参照)
実はこれ赤澤ドリ『愛が生まれた日』の番外編にしようかと思ったんですが・・・
それってあまりに酷いじゃないですか!
ヒロイン赤澤先生に恋したまま観月に無理やりなんて・・・・(死)