決定!これが青学バカップル
みなさんこんにちは!
今日は青学バカップル大賞に見事輝いた
3−1のさんと3−6の菊丸英二さんの生活に
私たち新聞部員が密着取材してみたいと思います!
「〜〜VV」
「英二〜〜v」
がばっと抱き合って朝の挨拶を交わすお二人さん。
それを見ながら見て見ぬフリをする回りの人々。
嗚呼、青春だね。そうよここは青春学園中等部3年6組の教室である。
「英二おはようvvテニス部の朝練お疲れ様v」
「がいるから頑張れるんだよ〜〜vvやっぱりがいなきゃ!!」
「英二〜〜〜〜vv」
完全に二人だけの世界である。
その半径2m以内に近寄れば直ちに抹殺されてしまう。
教室の中にいた生徒は皆額に冷や汗を流しながら
何事も無いかのように会話している。
そう、ただ一人、この人物を覗いては・・・・・
「英二、朝から随分楽しそうだね。」
「あ、不二!おはよん☆」
「不二くんおはようvv」
「ところで朝っぱらから僕のちゃんに何してるのかな?」
そう、これだからタチが悪いのだ。
この青学一のバカップルと言える二人。
しかしその一人のは
青学一の主権者と言われを持つ不二周助に目を付けられて・・・
あ、いやいや。愛されてしまっているのである。
「何って朝の挨拶だけど?」
どこをどうしたらそうやって抱き合って挨拶することになるのでしょう。
ここは日本ですよ。アメリカでも挨拶はキス程度なんですからね。
「ふーん、そう。
毎日毎日朝練早めに終わらせて後片付けサボっていい度胸だね。
一回あの世でも見てみる?」
それはどういうことかな不二くん。それじゃ君は犯罪者だよ。
「あの世だって〜!でも俺とならどこへでも行くーv」
「私もvv英二と旅行なんて楽しくてたまんないよね!!」
二人とも間違ってる。絶対間違ってる。
「ダメだよちゃん。ちゃんは僕と一緒に天国へ・・・・・」
あんたが天国へ行けるんなら世の中の犯罪者みんな天国だよ。
教室にいたみんなの心のツッコミであった。
「そっかー、そうだよね。英二、やっぱり私あの世よりも天国が良いな。」
どうやったら自分に都合の悪いとこは聞こえないような耳になるのよ。
不二くんの言葉で都合悪いとこ全部無視しちゃってるでしょ。
「がそうなら俺もそう思う!一緒に行こうね!」
それにしても朝っぱらからなんて縁起の悪い話なんだか・・・・・
あの世とか天国とか・・・・君たちまだまだ若いんでしょう?
「英二は閻魔様に頼んで地獄送りだね・・・・」
と呟く不二くん。
おいおい、あんたはいつから閻魔様とお知り合いに?
いやまぁ不二くんなら考えられなくないのがまた・・・・・
黒魔術は閻魔さま直伝ですか?
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴った。
それは3−6の生徒にとっては
まるで数学の時間の終わりのチャイムのようだった。(何)
「あぁ英二!私もう教室へ戻らなきゃ!!また次の放課も必ず来るからね!」
「絶対だよ!!俺は1時間に会えなかったら死んじゃう!」
あんた毎日何時間寝てるわけよ?それ明らかに矛盾してるわ。
というツッコミは無しとして、嬉しいことにと英二は違うクラスなのである。
これこそが他の生徒にとってはただ一つの救いだった。
授業だけは静かに受けられる!のである。
「英二!またね!!」
おおげさに手を振りながら教室を出ていく。
それを更におおげさに手を振りながら見送る英二。
そしてと入れ替わるように教室へ入って来た先生・・・・
3−6生徒にもやっと至福の時が来たのである。
「・・・・・あー、では教科書86ページの問題を解いて見なさい。
ちゃんと説明を聞いていれば分かるはずだからな。」
1時間目は数学。一難去ってまた一難な生徒たち。
皆が黙々とノートに鉛筆を走らせていく中・・・・
「ー・・・ー・・・・・」
一人呟く少年は菊丸英二くん。
しかぁーし!彼もちゃんとノートになにやら書いているではあ〜りませんか!?
『・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・』
ノートにズラリと並ぶその文字列。
一体何を書いてるんですか。
今時どこかのデータ収集家やストーカーでもそんなことしないってば。
大体あんたノート提出ん時どうする気じゃ・・・・・
いくら私立だからエスカレーターもあるとは言え、それはマズイだろ・・・・・
「あーー!に会いたいー!」
頭抱え込んで呟くなよ。
ほら、周り」にいる奴ら、聞かないフリするのに必死になってるよ。
そして皆さんの願いはただ一つ!
「どうかこの時間も何事も起こらないで終わってくれますように!」
そして先生までもがそう願う有様であった。
これほどのパワーを秘めたこのバカップルの力はある意味スゴイ。
「えー、ではこれで今日の授業は終わります。」
チャイムが鳴ると同時に逃げるように立ち去っていく先生。
そしてチャイムが鳴ると同時にどどどという足音共に教室に入ってくる。
「えっいじ〜〜VV」
またしてもがばっと抱きついては言った。
「〜〜v会いたかった〜〜v」
「私ね、さっきの社会の時間中ずっと英二のこと考えてたのv」
「俺も!俺ものことで頭いっぱいで数学の授業覚えてにゃい!」
「キャハv英二駄目じゃん〜v」
「だってv」
額をチョコンとつつき合いながら笑っている二人。
今時どこ探してもこんなカップルいないと思うけどねぇ・・・・・
そしてときは過ぎることランチタイム
「英二〜v一緒に御飯食べよっv今日も英二の分のお弁当作って来たよ!」
「やった〜vの弁当すんごいうまいもんね!」
「えへへvv」
こうして並んで腰掛けている二人、そしてはにこにことお弁当の包みを広げ始めた。
「あぁっ!どうしよう!箸一本しか持って来てないのぉ〜!どうしよう!」
「じゃあが使った後俺が使うからねんv先食べて良いよ。」
ってそれは間接キスですかいっ!
ってかこの二人ならそんなこと全く気にしてないんでしょうけど・・・・
「んー、おいひいvv」
お弁当を一口食べながら微笑む。
「俺も食べるーv」
「ハイ、英二、あーんしてv」
あんたらいつの時代のカップルだよ。
「んーvvに食べさせてもらうから美味しさ倍増だにゃ♪」
「本当〜?嬉しいVvv」
と二人はすっかり新婚さんモード・・・・
周りの生徒は知らないフリをしてみんな弁当を食べる者、
早くも弁当を食べ終わって購買部に買いに行く者、
弁当もお金も忘れて来てしまいみんなから少しずつ分けてもらっている者、
ネタがなくなってしまった私たち新聞部の部員が
二人の様子をカシャカシャとカメラに抑える者、
黒いオーラで見守る者、
こうして微笑ましいランチの時間は過ぎていくのである。
さてさてお分かりいただけたでしょうか。
これこそが青学バカップル大賞の二人!
この生活を見る限りでは、これ以上の適役は他にはいないと言えるのでは!!?
皆さん、この二人のバカップルぶり!
まさしく青春学園バカップルNo.1に相応しいと思いませんか!?
END
何だこれは・・・・・・・
っていうか解説者誰なのよコレ。新聞部か?
本当は最後に授業後の部活の場面も入れたかったのですが
長くなりすぎてしまったのでそれはまた次の機会に。(あるのかよ)
ちなみに分かる方には分かると思いますが題名は某TV番組からです。
嗚呼、そういえば今度アニメ名場面集のベスト100をやりますよ!
んふふふ・・・私あれ投票しましたのよん♪何に入れたかは秘密ですがvv
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