えー・・・はじめに言っておくとー・・・
今回あまりに意味がありません(汗)
ただ単にこのネタ(?)があって使いたくて、私が趣味で作ったもの。
でも前回の終わり方、ちょっと間違えました;うまく繋がってません;(ヲイ)
前回の中途半端な終わり方が気になってた方、ごめんなさい。m(_ _)m
ちょっと普段のお話とはズレた番外編感覚で読んでください。
そしてお時間の無い方は6話飛ばして7話からどうぞ!!(笑)
恋のハードル 第6話
「ふふふ・・・・・」
不適な笑みを浮かべて道を歩く少女、
彼女は。
先ほどクレープ屋でのもめ事により、店を飛び出して来ました。
「観月、麗華・・・・目に物見せてやるわ・・・・・」
そう呟きながら燃える少女。
彼女が向かう先はと言うと・・・・
「青春学園・・・・・」
ボソリと呟く。
そう、青春学園中等部・テニスコート。
こここそが彼女の今向かう場所・・・・
そして彼女の企みを成功させるための人物と会うための場所、である。
「あの、テニスコート、ってどっち?」
にっこり。でも普段観月ちゃんに向けているような毒っけはありません。
悪魔で天使の微笑み。別にだって根っから黒いわけじゃないのよ。(そうか?)
「あ、僕も今から行くとこなんで。」
大きな荷物をかかえた少年が言った。身長からすると1年生くらいだろう。
「本当?ありがとう。」
その笑顔に少年はかすかに頬を染めた。
テニスコート
「カチローおっせーぞ!!早くしないと部長に走らされても良いのか!?」
猿顔の少年が叫んでいた。
「分かってるよー!今行くってばー!」
少年は「あ、テニスコートここですから」と付け足すと走って行った。
(うー・・今時こんな親切な少年もいるのねー・・・
どっかのいい加減な誰かさんと違って。)
と色々考えながらテニスコートを見回した。
発見!目的人物発見ーーーーーーーーー!!
「不二周助!!」
が叫んだ。その瞬間、
不二周助ファンクラブの女子たちに睨まれたことは言うまでもない。
「え・・・?」
不二はテニスコートの中から驚いての方を向いた。
「あなたが不二くんね!(にこ)あの黒魔術使いの中でも、
日本では5本の指に入るって言う不二周助くんね?」
そう言うとは最高の笑顔を不二に向ける。
「そう・・・だけど・・・・?」
(((((((やっぱり黒魔術使えるんだ・・・・)))))))
そんな恐ろしいこと、間違っても口に出しては言えない。
「私に黒魔術教えてほしいの。(にっこり)」
「「「「「「「「はい!?」」」」」」」」
その頃クレープ屋に取り残された
の現在の彼氏木更津と、元彼氏の観月とその許婚麗華。
「あーぁ・・・さん行っちゃった・・・まったく、観月のせいだからね。」
「なんで僕のせいなんですか!!」
「観月のせいでしょ。どう考えたって。さてと!僕はさんを連れ戻しに行こうっと!
やっぱここは彼氏の僕が行くべきだよね。」
「いつからあなたがの彼氏になったんですか!!」
「観月とが別れた以上、一番可能性が高いのは僕でしょ。」
くすくすと笑いながら言う木更津。負けずと反論する観月。
またしてもこの口げんかが続いていた。ところが。
「あの・・お客様・・・・喧嘩でしたら外でお願い出来ますか・・・?」
((((((よく言ってくれた!!))))))
店にいた客のほとんどが思った。
観月はその勇気ある店員をちらりと睨むと、木更津に向かって言った。
「とりあえず、勝負は外でと行きましょうか。」
「くすくす・・・・」
そして二人の火花の場所は外へと移る。
ちなみに勘違いさけると困るので言っておくと、
ちゃんとお金は払いました。(誰も勘違いしない)
「ねぇ!はじめちゃん!!今度は麗華ケーキが食べたい!!」
外へ出たかと思うと観月の腕に飛びつきながら麗華が言った。
「調子に乗るんじゃありません!!」
観月が珍しく麗華に向かってピシャリと言った。
「さてと、僕は彼女を探しに行くよ。
観月は可愛い許婚にケーキ奢ってあげたら?じゃあね。」
そう言うと木更津はすたすたと歩いて行く。
「木更津!そうはさせませんよ!!」
と言って追いかけたい観月だったのだが・・・・
「はじめちゃん!!」
またしても麗華!抱きついて観月を止める。
「観月、頑張ってね。」
そう言うと木更津は一人で歩いて行く。
「木更津!!」
「はじめちゃん!!」
「麗華さん!いい加減にしなさい!!」
バシッ
ついに観月が麗華の手を振り払いました。
「木更津、先は越させませんよ!!」
そう言うと観月もを探そうと走って行った。
「はじめちゃん・・・?」
そして+青学メンバー
「い、今なんて・・・・?」
そりゃ驚きもするだろう。一見するととても美人で可愛らしい女の子が
黒い笑みを浮かべて黒魔術を教えてくれ、なんて言い出すのだから。
「クスッ・・・別に良いけど。でも、僕の授業料は高いよ?」
にっこりと微笑んだまま、不二が言う。
((((((((本気か!!?))))))))
「私に払えるものなら出しますよ。私、どうしても黒魔術を覚えたいの。」
相変わらずの笑顔。
「ふーん・・・じゃあ詳しい話はここではなんだね。
手塚、僕、今日早退するよ。」
「勝手な行動は許さん!」
激怒する手塚部長・・・だが・・・・・
「良いよね?(にこ)」
不二はをつれて校門を出た。
そして二人は並んで帰る。観月や木更津が見たら何と思う光景か・・・
「で、なんでそんなに黒魔術を覚えたいの?」
「え・・・私の・・・好きな人のため・・・・・・」
「好きな人・・・・?」
は少し赤くなってコクリと頷いた。
いつもの黒さじゃなくって、寂しそうな顔で。
「君の制服、聖ルドルフだよね?誰なの?もしかして僕の知ってる人・・・?」
「多分・・・。有名な人だし・・・観月はじめ・・・・・・」
「観月・・・・・・?」
不二の目が開眼した。
「ふーん・・・・観月ねぇ・・・・・・・」
「知ってるんですね・・・?その人がね・・・・」
は出来事を全て話しました。
しかし、話す相手の選択肢を間違えましたね。
黒魔術師・不二周助に話すなんて・・・
「なるほどね・・・よし、僕がさんの復讐に協力してあげるよ。」
「え・・・復讐なんてそんなことするつもりないんですよ!!ただ・・・・・・」
「ただ?」
「例えばさ、黒魔術って全てを忘れられるものとかって無いのかなーって・・・・」
「忘れる・・・?」
の言葉に不二が少し首を傾げた。
「もうさ・・駄目かもって・・・全部忘れちゃったら楽になれたりしないのかな・・・・」
目から涙が溢れてくるのが見えた。
「観月・・許せないね・・・・・」
「え・・?」
「こんな可愛いさんを泣かせるなんて許せないなって思って。」
「え、い、いや、そんなの・・・・・」
(ふーん・・大体話は分かったな。
じゃあさんの記憶を消しちゃって、そのまま僕の恋人にしちゃえば良いかな。
そうしたらその後は観月に呪いをかけて、それで・・・・・)
不二くんの真っ黒計画は整った。
「そっか・・・ねぇ、さん・・・・・・」
「はい?」
そう言ったかと思うとそのまま不二は壁の方へとを押し付けた。
「ふ、不二くん・・・!!?」
驚いたが目を見開く。
「クスッ・・忘れさせてあげるよ、全部ね・・・・
君の中の観月の場所には、僕が入り込んであげる・・・・」
そう言うとあっという間にの後頭部に手を回す。
そのまま唇が重なる、と思った瞬間だった。
「不二くん!!!!!」
その声にピタリと不二は止まる。
「観月・・・・・」
「不二くん!に何てことしてくれたんですか!!」
そう言っての元へと駆け寄ってきた。
(うわー・・ちょっとだけはじめがかっこよく見えちゃったりするし・・・・)
「あーぁ・・邪魔が入っちゃった・・・また今度、黒魔術教えてあげるからね、さんv」
そう言うと不二は歩いて行った。
そして二人きり・・・・・・
「はじめ・・・あ、一応、ありがとう・・・・・」
ちょっと照れながらが言った。
「んふっ。可愛いですね、。」
「麗華ちゃんはどうしたのよ・・・・?」
がちょっと妬いたような話し方でうつむきながら話した。
「前にも言ったでしょう。僕が愛してるのはだけだって。
麗華さんは振り切ってきました。もう心配要りませんよ。」
「だって・・・麗華ちゃん、いっつもはじめのそばにいるでしょ・・
私に入り込む隙なんてどこに・・・・」
「!必ずなんとかしてみせますよ!!」
「・・・・(うわー・・マジでかっこいいよ、はじめ!)・・・・・」
そんな感じで良いムード
このまま仲直りかのように思われた・・のだが・・・・・
「はじめちゃん見ーーっけ!!!」
そう言って抱きついてきたのは言うまでもなく、麗華!
「「麗華さん(ちゃん)!!」」
「はじめちゃんーv」
「麗華さん!(///)邪魔しないでください!!」
いきなり抱きつかれて少し赤くなる観月。そこがいけないのよ!!
(・・・・・・・・・・・・)←
「はじめちゃんーvケーキ奢ってくれるって言ったじゃんーーー!!」
「誰がいつそんな約束しましたか!!大体もうこんな時間ですよ!!」
(・・・・・・・・・・・・)←
「はじめちゃん、今日はお部屋に泊めてくれるって言ったもーん!!」
(・・・!!?・・・)←
「だ、誰が言ったんですか、そんなこと!!」
「あっはじめちゃん照れてるぅ!かーわーいーv本当のことだもんねー・・・・」
(・・・ゴゴゴゴゴ・・・・)←
「ちょっ・・!!?勘違いしないでくださいよ!!?」
「はじめちゃん愛してるぅーvあっ、ねぇ、またキスしてよぉーーv」
「はい!?なんですか、その『また』って!!?」
(・・・・・ゴォーッ・・・・・・・)←
「エヘヘv」
「!!?誤解ですからね!!?」
麗華に抱きつかれたまま必死に弁解しようとする観月だが、時すでに遅し。
の必殺・ブラックエンジェルスマイルはすでに発動済みであった。
「ふーん。私、邪魔みたいね。」
今日の気温は24度。
だが観月の周りだけは先ほどのの視線から発せられた冷たいものにより、
マイナス100度を超えているようだった。
「じゃあ観月くん、ちゃんとまたキスしてあげてね。」
結局この日もこういう展開になりました。
まったくしつこいですよ、ここまでくると・・・・・
「麗華さん・・いい加減にしてください・・・あんな嘘まで言って何に・・・!」
「はじめちゃんは麗華の許婚よ?」
麗華の表情が真剣になる。あの時と同じ顔・・・(2話参照)
「え・・・?」
「キャハッvじゃ、はじめちゃんの部屋行こぉーーーーVv」
またすぐにいつものチャラけた顔になった麗華が言った。
と観月の仲直りはいつでしょうねー・・・・
第7話へ
今回やたらと長すぎです・・・(汗)
そして黒魔術・不二!!!!!!あぁ・・うっとりですわぁ・・・・
んでもって結局終わりはこうなるのです。
当分このシリーズ完結させる気ありませんから♪
いやでもここまでくるとさすがにしつこいぞ・・・・・;;
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